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執筆者の写真鍼灸塾アン

頭痛の対処法

花粉が飛びはじめています。

私も花粉症で悩んでいる一人です。

鼻水・くしゃみ・目のかゆみ・頭痛と、次から次へと困らせられます。



今回は、頭痛について少し話します。



頭痛があまりにひどくて、頭痛薬が手放せなくなっている人もいます。


頭痛が出る原因はたくさんあります。

過度な疲れやストレス、自律神経の乱れ、血管の異常からくるものなどです。



一番よくあるのが「緊張性(きんちょうせい)頭痛」といって、ざっくり言えば疲れやストレスからくるものです。


これは、首や肩、頭の筋肉をゆるめてあげるとやわらぎます。

ゆっくり入浴をしたり、睡眠をしっかりとったりすることでも改善できます。

血流を良くしてあげればいいんです。



しかし、ややこしい頭痛として、「偏(へん)頭痛」があります。

女性に多い頭痛です。


これは自律神経の乱れから来やすいです。


この頭痛は、先に述べた緊張性頭痛でとった方法では、逆に悪化することもあります。

簡単に言えば、リラックスすると悪化してしまう可能性があるんです。


そして、頭痛薬を飲もう・・・と考え、飲めば多少痛みはやわらぎますが、次に出てくる問題があるんです。


「私はいつまで薬を飲めばいいの?」

「薬がなくなったらまた頭痛が出るのが怖い」


といった、薬を飲んだがゆえに出てくる問題です。


これでは根本の解決にはなりません。



誤解のないように言いますが、薬が悪いのではありません。

薬は。今まさに苦しんでいる状態をやわらげてくれるので、精神的な安定にもつながります。

ただ、それだけでは繰り返してしまう可能性があるのです。


生活背景から原因を探り、その原因にたいして対処することが大事なんです。


当塾でも自律神経の乱れをととのえる鍼灸をやっています。


ただ、それだけにとどまらず、生活などをしっかり聞きます。


そのどこかに原因となっているものがあるかもしれないからです。



他にも、男性に多い群発性頭痛や、血管がつまったりもろくなったりすることで頭痛を感じるものなどありますが、

一度しっかりと原因を突き止めてみるのが、安心できるかと思います。

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