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執筆者の写真鍼灸塾アン

冷え症の方はこれ!

あたたかい日が増えてきました。

それでもまだ、夜は寒いです。

今回は冷え症の方に試してもらいたいことの紹介です。


冷えとは、自律神経のバランスなどもありますが、血流が悪くなってカラダの端の筋肉が栄養されずに寒い冷たいと感じることが多いです。

それならば、血の流れを良くして、すみずみまで届かせてあげれば改善は見込めます。


つまりは、

カラダが冷えている

冷えのところまで血が行き届いていない

血流を良くしてあげればいい

冷えの軽減

という流れです。


それは、運動であったり、食事であったり、解消法は色々です。

鍼灸塾らしく、鍼治療も含めた改善方法をお伝えします。



結論から言えば、カラダを丸くしたときに内側に来る部分を重点的に刺激してあげることです。


カラダは、心臓から全体に血が回り、また全体から心臓へ血が戻ります。

このとき、心臓からは動脈といわれる血管を通して血が全体に回り、全体からは静脈という血管を通して血が心臓へ戻ります。


動脈はカラダの内側にあり、静脈はカラダの外側にあります。

これは、カラダが傷を負ったとしても大切な動脈を守るようにできているからです。


この動脈周りの筋肉を刺激してあげれば、血流を押し流す動きが活発になりますね。



鍼は、一つの考えとして、あえてカラダに軽い傷をつけ、そこが異常な状態だよと脳に伝えることで改善を促すものです。自己治癒能力を高めます。やはり冷えの解消として打つ場所(ツボ)はカラダの内側が多いです。


具体的なところだと、足の冷えなら、三陰交、血海などですね。

※調べれば場所はわかりますが、すべて内側にあります。


もちろん自分の手で行っても一定の改善は望めると思いますが、

鍼の優れている点は、これらの筋肉に効果的に刺激を入れられるところです。

筋肉は何層にもなっており、手だけでは刺激が届きにくい筋肉もあります。

これらをまとめて刺激できるのは効率が良いです。



また灸熱は、直接皮膚に熱刺激を入れられるため、感覚を思い出させることもできます。

冷えがひどくなると、その部分の感覚がわからなくなってしまいます。

それがだんだんと感覚がわかってくるようになりますので、そこからでも改善具合がわかります。



「冷やさないようにカラダをあたためて」と言われますが、カラダの”外側”をあたためてませんか?

そちらもいいですが、ぜひ体表面の”内側”をあたためてあげてください。

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