椎間板ヘルニアって？

「ヘルニアがひどくて・・・」

そんな言葉を聞いたことがあるかもしれません。

ヘルニアとは、簡単に言えば、「負荷や加齢による変化で、背骨の隙間にある椎間板から髄核という組織が飛び出してしまうこと」です。

なんで痛くなるのかというと、飛び出した髄核が神経や脊髄を圧迫してしまうからです。

痛みも出ますし、しびれも出ます。

ひどくなると、膀胱直腸障害と言って、排泄にも問題が出てきます。

このヘルニア、起こりやすいのが首と腰です。

医学用語は難しいですが、

腰に起こるヘルニアだから「腰部（腰椎）椎間板ヘルニア」、

首に起こるヘルニアだから「頸椎椎間板ヘルニア」などと呼ばれます。

少ないですが、胸椎椎間板ヘルニアといって背中に起こることもあります。

腰は20歳代から多く起こり、30歳代からは首も、40歳以降は背中も起こる可能性が出てきます。

基本的に、ヘルニアは付き合っていく病気です。

ただ、痛みがあるのはつらいです。

対処の仕方は、筋肉や神経に刺激を与えてゆるめ、痛みをなくします。

痛みが消えたら、筋トレをして飛び出た髄核が圧迫しないように筋肉で支えます。

だから、必要により痛み止めの薬、鍼灸治療、筋トレをおススメします。

私も腰のヘルニアに20歳でなってますので、辛さはわかります。

当時はカラダが動かせない（痛いので）ことが悔しくて涙も出ました。

でも、きちんと手順を踏めば落ち着いてきます。

悩まれている方は、ぜひご相談ください。