一般的に言われる四十肩・五十肩は、「肩関節周囲炎」と言います。
フローズンショルダーとも言われ、肩を動かすと痛いから動かしたくなくなります。
具体的には、腕を後ろに回そうとしたり、上にあるものを取ろうと肩を上げたりすると痛みを感じます。
発症原因はまだよくわかっていません。
右肩が肩関節周囲炎になって、やっとよくなったと思ったら次は左肩がこれになる、なんてこともあります。
これの一番厄介なところは、【元に戻るまでに時間がかかる】ということです。
見てきた中でも、早くても3か月。遅い人だと1年以上です。
想像してみてください。
この期間、【自分の生活が制限される】んです。
大きなストレスになります。これが良くない。
元に戻るまでの期間の差は個人差もありますが、【改善するまでの間、どのように過ごしたか】が大事です。
肩関節周囲炎の改善ポイントは、「痛みのない範囲で肩を動かす」ことです。
動かさないでいると、より動かしにくくなるからそれを避けるためです。
鍼の保険の適用疾患の一つにもなっている肩関節周囲炎ですが、鍼灸を用いることで、その動かしやすさが変わります。
そうして動かしやすくなったところで、少しずつ肩を動かしていくことで改善を早めていけます。
だから、肩関節周囲炎になった人には、「できる限り続けて来て!」と言います。
痛みがない範囲で動かし続けていくことが大事だからです。
そうして、だんだんと元のカラダの状態に戻っていきます。
今まさに悩まされている人は、鍼を受けてみてください。
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