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執筆者の写真鍼灸塾アン

鍼の太さってどれくらい?

鍼ってどんなものかイメージしづらいですよね。

今回はそんな鍼の話をします。


※以下、わかりやすくするために、あえて0をつけている箇所があります。



私が良く使う鍼は、だいたい太さが0.10~0.20ミリです。



蚊が血を吸うときの針(吸い口)は0.08ミリ。


日本の平均的な女性の髪の太さが0.08ミリ。


採血や薬剤投与に使われる注射器の針が、0.70~0.90ミリ。



こうやって比べると、鍼灸の鍼で細いものは蚊の吸い口くらいの太さなんです。


髪の毛は、人によっては0.15ミリくらいまでありますから、鍼灸の鍼は髪の毛と同じくらいの太さです。



蚊に刺されて「痛いっ!」って感じたら、すぐ蚊をはらえますよね。


でも、それができない。なぜなら、刺されたかもわからないから。


人が痛いと感じるのは、ほんの少しの差ですね。

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