新型コロナウイルスのワクチン接種で血栓(けっせん)が出来てしまうと報道されています。
そもそも…この血栓ってなんでしょうか。
血栓とは、血が固まってできる栓です。
血管を流れる血をせきとめてしまうものです。
血がドロドロの人は良くないって言われるのは、この血栓ができやすいからなんです。
この血栓が血を止めてしまうと、流れるはずだった血が流れなくなり、血が行き届かなかった細胞は死んでいきます。
壊死(えし)と言われますね。その機能が使えなくなってしまうんです。
血栓ができやすい場所は血の流れの勢いが弱いところなので、足だったり腕だったりとさまざまです。
もちろん腕や足の機能が落ちるのは嫌ですが、血栓の怖いところは、出来上がった血の塊(血栓)が血管を通して全身に流れることです。
太い血管で小さな血栓ができたとしても問題ないでしょうが、その血栓が血管を通って細い血管でつまったら…。
ちなみに、上記のように、血栓ができた場所と異なる場所でつまることを塞栓(そくせん)と言います。
脳塞栓(=脳梗塞(のうこうそく))とか、肺塞栓とか聞いたことがある人もいるでしょう。
認知症もこれが原因の時もあります(気になる人は「ラクナ梗塞(こうそく)」で調べると出ます)。
脳や肺が機能しなくなると…怖いですね。
というわけで、
適度な運動、バランスの取れた適度な食事、適度な鍼灸塾アンが健康の秘訣です。
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