「姿勢が悪い」と、言われたことありませんか?
その姿勢の悪さ、ほとんどは自分で直そうと思えばできるものですが、例外もあります。
それが側弯症(そくわんしょう)です。
脊柱側弯症といって、背骨が左右にぐにゃりと曲がってしまうことをいいます。
思春期の女性に多く、原因は明らかにされていません。
軽い側弯なら無症状ですので、自分が側弯症だと気づかない人も多いです。
この側弯症、背骨を上から触っていくと首の背骨・胸のあたりの背骨・腰のあたりの背骨のそれぞれの位置がまっすぐになりません。
肩甲骨が飛び出たり、肩の高さが左右で違ったりと、カラダの左右が非対称になります。
これがひどくなると、腰や背中の痛みを感じ、胸郭(心臓の周りを取り囲んでいる骨格。)が変形してきます。
胸郭の変形が進行すると、肺が圧迫されて呼吸も大変になります。
姿勢が悪いと言われてなかなか直らないとか、肩から腰にかけて疲れやすいとか思い当たる人は、側弯症かもと疑ってもよいかもしれません。
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