ふくらはぎが痛いなとか、筋肉が張っている気がするとか、感じるときはありませんか?
ふくらはぎは第2の心臓と言われますが、ここがうまく機能しないと疲れを感じやすくなります。
血の流れは心臓から始まり、心臓で終わります。
心臓から流れ出た血液は、動脈を通って全身に運ばれます。
ところが、筋肉が緊張して張った状態ではうまく流れなくなることもあります。
そうすると、その場所はなかなか回復しません。疲れがとれにくいってことです。
さらには、血液の中にはコレステロールなど様々な物質が含まれ、カラダの末端までとどいてカラダを栄養してくれます。
それは嬉しいことですが、それがしかるべき場所に戻らないとカラダに問題を起こします。
例を挙げたコレステロールだと、全身をめぐってきちんと戻るのが善玉コレステロール、きちんと戻らないのが悪玉コレステロールみたいな感じです。
悪玉が多いと動脈硬化症などの不安があります。
そこで、悪玉を減らしたいと考え、そのために食べ物に気を遣ったり、運動したりします。
でも、考えてみてください。
コレステロールをあるべき場所(肝臓)に戻してくれるのは血液です。
その血液は、筋肉の動き(ポンプ作用といいます)により、しっかり流れていくのです。
食事や運動には気を付けているのに、そこだけで終わってしまっていませんか?
仕事や運動した後の自分のカラダ(筋肉)の状態、知っていますか?
今回はふくらはぎを例に出しましたが、カラダの痛みや疲れがとれないことは、自分のカラダが「何かおかしいよ」と教えてくれています。
その合図を見逃さないようにしましょう。
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